2019年春学期まとめ


サンディエゴは意外にラーメン屋が多いです。



こんにちは、お久しぶりになってしまいました。

春学期が終わってからおよそ3か月が経ちましたが、授業のまとめをしようと思います。
春学期にとった授業はElectrochemistryの一つだけでしたがなかなかしんどかったです。

Electrochemistry

Nanoengineeringの学生としては選択授業でしたが、バッテリーの研究者としては必須の授業でかなり気合を入れて臨みました。授業の評価としては、宿題が4つ、中間テスト(ペーパーテスト)、そして期末レポートです。授業は中間テスト前までが基本的な電気化学の理論などの講義で、中間テスト以降はバッテリーや燃料電池などのケーススタディでした。中間テストは教科書持ち込み可で、基本的には習ったことができればOKでした。点数もそんなに悪くなかったです。期末レポートは電気化学的な測定手法(CV、GITT、ACインピーダンスなど)を2つ選び、それを用いた論文のグラフやデータを再解析するというもの。一つの手法につき2本の論文を選び(つまり4本)、そのデータ解析の正当性や、解析の抜け漏れなどを指摘する課題でした。これが一番きつかったです。そもそも論文見つけてもパラメータが書いてなかったりして解析できないし。しかもレポート始めたのもギリギリだったし、先生との研究のミーティングもあったしで、近年まれにみるクソクオリティのレポートを書きました。提出も授業のウェブページから提出するはずが、直接先生に送り付けるというおまけつき。中間テストと宿題の貯金もあり、結果的にはBでパスすることができました。ただ、ほかの授業と違って、電気化学は研究者としてはマスターしておかなければいけないものなので、今後も勉強を続けていきたいと思ってます。はい、思ってます。

ひとまず、授業はこれで一段落して落ち着いています。一年間授業を受けていると、最初は英語のリスニングとかが不安でしたが、意外とイケるもんだなと思いました。
ようやく渡米して一年が経ちましたので、そろそろ一年を振り返る記事でも書こうと思います。
では。