アメリカ大学院出願最後の悪あがき


UCSD の非公式マスコットSun God



お久しぶりになってしまいました。
大学院の出願シーズン終盤になってきましたね。私の研究室の学部生もいろいろな大学院に出願したみたいです。
アメリカでは学部と大学院は別のところにステップアップしていく傾向がある気がします。もちろんその逆もいて、その場合は、日本の学部→大学院と同じく研究の継続性や実験装置のオリエンテーションをスキップできる、といったメリットがあると思います。

大学院出願の裏技?

さて、今日は大学院出願の最後の追い込みで私がやった裏技(?)を紹介します。
それは、「出願直後に教授にメールを送る」です。
アメリカ大学院の選考のプロセスとしては大雑把に言って

TOEFL, GRE, GPAスコアでのスクリーニング(足切り)
SOP内容、奨学金の有無、研究のマッチング

だと思います。確信はありませんが(ここ重要)、今の指導教官と出願前に面談(過去ブログ参照)した時に、GREで足切りされるよと言われたことがあります。
ということで、最初の足切りを乗り越えないと必死に書いたSOPがただのゴミになってしまいます。
そこで足切り回避するために私が考えたのが、出願直後に希望の教授に「今あなたの大学院に出願が完了したよ!」ってメールすることです。これをすることで、教授がSOPを読んでくれる確率が上がるはずです。一度SOPを読んでもらえば、あとは他の学生との競争になるので、あとはいい結果を待つだけです。
ちなみに私の場合のメールの返信率は4/5くらいだと思います。かなり返信率が高いなって印象でした!

私が実際に送った文面を(恥ずかしげもなく)ご紹介

Title: [Prospective PhD Student] Submitted Application
Dear Professor (教授の名前),
I’m (自分の名前), who visited your lab in May.
Today, I’m emailing you to let you know that I completed application for admission to Nanoengineering at UC San Diego.
I have visited some research groups and some universities, and I decided your group as my first choice.
I really would like to work with you and to contribute to creating a sustainable society with innovative energy technology.
I appreciate your help again when I visit San Diego.
Sincerely,

こんな感じです。とにかくあなたのところが第一志望ですよアピールをしました。すべての大学に!笑

今回の裏技は別に裏技と呼べるほどでもないですし、GREやTOEFLに自信がある人は、別にやる必要もないと思います。私の場合はGREのライティングが壊滅的で、本気で受かりたかったので藁にもすがる気持ちでやりました。しかもメールをしたところでマイナスになることもないので、ノーリスクなので気にせず送りまくりました。
ぜひ皆さんも試してみてください。

ではでは

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