5. 交換留学準備と留学先の変更

こんばんは。

前回の続きを書きます。

交換留学には第一希望をボルドー大学にして提出しました。交換留学の学内選考は10月の半ばにあったので、ヴルカヌスの二次選考の準備と並行してやっていました。
学内選考は英語と日本語、フランス語の面接でした。フランス語は簡単な挨拶レベルでしたがまったく勉強していなかったので、さっぱりでした。今思えば、これのおかげで危機感が出てきたんじゃないかなって思います。
結果は合格でした。

フランスに行くことが決まったのが11月。ここから2月くらいまで夜に2時間くらいフランス語の勉強してました。英語の上達に限界を感じていたので、新しい言語を習って毎日上達するのは結構楽しかったです。ポケモンと同じですね。

しかし、1月か2月あたりになってもボルドー大学から受け入れの通知が来なかったので、そろそろ奨学金とか申しこまなきゃやばいんじゃないか、とか、本当に留学に行くのか、とか不安な気持ちがはんぱなかったです。結局最後まで受け入れの連絡は来ませんでした。

待っていてもチャンスは逃げていく一方だと思ったので、留学先大学の変更を決意しました。

いざ変更するとなってもそんな簡単に見つかるわけでもなく、偶然に助けられた感じです。

自分の研究分野の論文を検索。

大学・研究機関別に結果を表示。

大学の交換留学協定があるとこを探す。

ってことをやって、今私がいるKTH(スウェーデン王立工科大学)を見つけました。かなり変則的というか、邪道な方法だと思います。そして見つけた論文に載っている先生に受け入れてくれるか直接メールする!というアクロバティックすぎる手段で行くつもりでした。しかし、さすがにそれは無理がありすぎるので、以前研究に関してお世話になった他大学の先生に、「KTHに興味があるんですが知りあいいますか?」と聞くと、まさに論文検索で見つけた先生を知っているとのこと。この偶然によって、現在私はスウェーデンにいます。本当に感謝しています。それと同時に、留学を決意したときのように、自分から(図々しいくらいに)攻めていかないとやりたいことはできないんだなー、と実感しました。

あと、ヨーロッパの人は日本と違って自分から働きかけないと放置するおそれがあるってことを学びました(笑)


話が逸れましたが、留学先を2月終わりくらいにKTHに変更して、ここからはハイペースで留学に向けた手続きが進んでいきました。次回、KTHに留学先を決めてからやらなければならない手続きの流れを書いて、留学までの道のりを終わりにします。そのあとの流れは留学準備のとこに書いた感じです。

ではまた



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